田舎

ナナが教えてくれたこと 

家の犬ナナ(ミニチュアダックスフント)が死んで丁度一ヶ月になる。
フィラリアの薬を買いに行ったその帰り、家の前で私が車で踏んでしまったのだ。
もう一匹の犬ラン(ラブラドール)に薬をあげようと袋を取り出したとたん
まざまざと一ヶ月前の出来事を思い出してしまった。
寒くなると毎晩布団に潜り込んでくるナナだったので、
夜ひんやりとした布団に入る前には
「あーあー」と言うのが癖になってしまった。
ナナが死んだ時、
家族でかわりばんこにナナをだきながら、
突然の分かれを悲しんだ。
私はイラクの爆撃で身内を亡くし、
嘆き悲しむ家族の映像が心に浮かんだ。
比べものにならないことは分かっているつもりだが、
その悲しみが、何となく実感できたような気がした。

それほどテレビを通して流れる映像に
私たちは麻痺してしまっている。
違う国の人たちの生活を
血の通う人間の営みとして、
身近に感じることのないまま、
私たちは仮想敵国を想定したり、
テロに核がわたることをおそれたりしている。
その状況を真反対から見るなら、
私たちこそ敵国であり、
テロとして見えるに違いない。
人間は何で憎み合うのだろう。
人と人を通じ合えなくしている壁は、
闇のごとく目には見えないが
確かに広がっている。

どんなに小さいことでも
一つの壁が取り除かれた時
私たちはこよなく平和を感じている。
私たちは本当はみんな知っている。
平和は光のごとく
まっすぐに生きる道を照らしている。
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